早期デビュー

Thredsで流れてきた早期デビューについての投稿を見て、『なるほどなー』と共感したので、自分なりの考えを残しておこうと思う。

理美容業界で一つの論点になっている早期デビューについて。

個人的には早期デビューをゴールとしたらNG、デビュー後のフォロー体制が整っていたらOKだと思ってます。

◆三ヶ月や半年で何が出来るの?

僕らの仕事は流石にそんなに簡単じゃない。的確な技術、気持ちの良い接客、お客様一人一人への対応力、チームワークが揃って一人前のスタイリスト。仮に三ヶ月や半年毎日練習した所でできる事は限られている。仮にそれでも同年代のお客様層にはウケが良いとしよう。でも三ヶ月デビュー、20歳台で一人前のスタイリストとした時に長く活躍できる技術力、思考力、人間性は備わってる?ちなみに数をこなせば上手くなるってのは無い。慣れるだけで上手くはならない。

◆ワンスタイルを切れればOK?

メンズで言えばフェードが出来る様になればデビューしているサロンも多い。トップはセットで何とかなるしね。でもさ、それって良く言えば特化型。悪く言えばそれしか出来ない。

ブリーチや矯正ならまだしも、フェードカットや編み込み系を特化型とするには底が浅すぎる。

◆短期間で覚えられる事は誰でも同じ期間で出来るレベルって事。

理美容師として何処を目指しているの?短期間で覚えた程度の技術、接客力、対応力、チーム力で10年、20年と活躍出来る?早い事が全てでは無い。

◆向き合う事が山ほどある

長く活躍したいのなら短期間で覚えたモノを特化としただけでは競争で勝てない。

若い時の勢いや根拠の無い自信では続けられない。

◆フォロー体制が大切

早期デビューが悪いとは思っていない。我慢する事が難しい若い世代には必要になってくると思っている。

しかし、上記に挙げた点以外にも問題点は多い。早期デビューを仕組みとするならデビュー後も技術、人間性を養う教育フォローが必須になる。

◆責任

Joysとしては早期デビューを考えてない。早くても1年半、長ければ2年はかかる。それだけ時間をかけて教育していく。それは責任があるから。この業界を目指し仲間になってくれたスタッフ達が長く活躍できる様にフォローして行く。活躍が瞬間風速では無責任過ぎる。

これは良い悪いではなく、各社が何を目指しているかの違い。早期デビューを否定する気持ちもない。

もし、デビューが遅くてモヤモヤしているアシスタントさんや、就職活動をしている学生さんが見てくれたら『自分が何を目指しているのか?』『そのサロンの考えや方向性が自分と合っているのか?』を見つめ直すキッカケになってくれたらと思う。

デビューの時期は比べるものではなく、自分が目指す未来に合わせて考えて欲しい。

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