1人事務所で考える。今、何をすべきなのか？
毎日新型コロナの記事ばかりで飽きてきちゃいますよね（笑）でも今日もコロナ先輩の事を書きます。
緊急事態宣言を受け多くのサロンは短縮営業や休業それぞに対応をしてきた。Joysでは感染防止対策をしっかりとし短縮営業を選んだ。
店を開ければいつもと変わらずお客様が来てくれて『こんな時だけどごめんね、でも開いてて助かったよ。頑張ってね。』と声を掛けてくれる。お客様や理美容と言う職業の有り難さを再確認した。そして笑顔で働くスタッフ達、スタッフルームでバカ話しで盛り上がる姿を見て『コロナは悪い夢だったんじゃないかな？』とさえ思える程の平和な日常を感じさせてくれた。
ジェットコースターの様な勢いで変わって行く状況に僕だけに限らず全国、全世界の経営者が毎日毎日苦悩しているだろう。何が正解で何が間違いなのか？今何をすべきなのか？誰を守りたいのか？何を守りたいのか？その方法は？何から手をつければいい？融資を受ける？返済できるのか？
答えの出ない堂々巡りの暗闇の中を模索している。
ここ数日都内の感染者は増えていく一方だ。印西市の感染者数は毎日2人ずつ増え、昨日は4人増えた。全部で12名の感染者が不安な日々を過ごしているだろう。ぜひ頑張って完治させて欲しいと願う。
昨晩、新卒を除いた社員と話し合い、ウイルス感染との戦い、不況との戦い、これらは長期戦になる事。そして自分が考えてる事、会社が置かれている立場、戦い方を話した。
スタッフ達も今感じている気持ちをシェアしてくれた。
そして2週間の休業を決断。
これほどに緊張し、苦しい決断を経験した事はない。決断した後しばらく震えが止まらなかった。
スタッフ達に不安な思いをさせてしまっている不甲斐なさを感じつつも、そんな自分を支えてくれるスタッフ達の有り難さに胸が熱くなった。
何をもってスタッフ達を守れるのか？ウイルスとの戦いは答えがない。ならば感染拡大している時期は少しでもリスクを減らす。でもこれが半年、一年続いたら同じ事が言えるのか？J PARKは2週間前にオープンしたばかりだ。会社が倒れればスタッフ達は職場を無くす。俺は自己破産になる。
でもさ、仮に会社が倒れてもスタッフ達は他の職場でやり直す事ができる。Joysで学んだマインドで理美容業界を明るく照らす人財として活躍してくれるだろう。
迷ったときは理念に立ち返る。
Joysの理念『理美容道を通じお客様、スタッフ、地域を元気に幸せにする』
これを深く深く考えた時『休業』を決断した。このスタッフ達が居れば立て直しは出来る。自分達がお客様に積み上げてきたもの、自分がスタッフ達に積み上げてきたもの、自分が自分に積み上げてきたものを信じる時だ。
そう決断した時に道が開けた。俺たちが選んだ道が見えた。新型コロナという未曾有の災害に直面し何を失い、何を得るのか？まだまだ続く戦いだけど俺たちはこれを経験し糧として経験値を上げていく。苦しい戦いになるが俺たちは絶対に負けない。
さぁ、皆んなで新たな景色を見に行こう！
※このブログを読んでくれた方々にお願いがあります。休業するのも営業を続けるのも経営者はスタッフやお客様の事を最優先に考え抜いて決断しています。どうかその判断を信じて欲しい。同業者同士の争いもやめましょう。正義を振りかざせば相手を傷つける刃になります。そして発病者（感染者）に対して差別的な行動、発言をやめて下さい。コロナは誰が感染してもおかしくないウイルスです。貴方がした行動はあなたや家族、親族に跳ね返ってくるかも知れません。こんな時こそ日本人としての優しさ、心配りをお願い致します。そして皆さまに置かれましてもくれぐれもご自愛下さい。
