手放す

新年2日目のサロンワークは私以外は忙しい。そんな日でした。

サロンを経営すると1店舗経営で行くのか?

他店舗を目指すのか?で決断をする。

私たちは他店舗展開を目指す方向に舵を切った。当時は気持ちだけで走っていたからビジネスモデル、マーケティング、作り込みなんて一切してなくて売上、人財が整ったら出店できる!と信じて疑わなかった。オーナーとしてスタッフ達の求心力を得るにはサロンワークでその背中を見せる。これが一番だとも思っていた。

しかし自分がトップスタイリストである程トップダウンの空気が強くなり離職率が高まったんだよね。

自分ではそんなつもりは無いのだけど、『俺が一番働いてる!俺が食わせてやってる!意見があるなら俺を超えてからにしろ!』みたいな雰囲気を出してたんだと思う。

これじゃ楽しい会社作れないなーと感じてサロンワークを徐々に手放し始めたのが3年前。

今では金土日の3日しかサロンワークをしないし、顔も出さない。

ずーっとサロンで働いていた私としてはお客様への責任も含めてかなり勇気がいる決断だった。

当初はスタッフ達からサボってると思われたらどうしよう。

求心力が無くなってバラバラにならないか?

なんて心配が(笑)

ありがたい事に全ての心配は杞憂で終わった。

そして手放した事で得られる事がとても大きかった。

スタッフ達は本当に成長した。良かれと思ってサロンに居座った自分がブロッカーになってたんだなーと思ったよ(笑)

経営者としての自覚が強くなり何をするべきか?が明確になったし、それを考える事、学ぶ事、出会う事。それを元に会社を成長させる事に時間を割く事が出来た。

決断する事の大切さも改めて身についた。

学び、考え、落とし込む。改善してまた落とし込む。そんな感じ。

では経営者としての生産性は何?と考えると目に見えることでは『労働環境の向上』『スタッフ雇用』『資金繰り』かな。見えないことでは『求心力』かと。

売上は?って思う人も居るだろうけど、副産物だから後からついてくる。

要はスタッフ達がイキイキと働き成長できる環境を用意する。この会社で働く事が誇りになるような会社にするって事。それ継続させていく事だよね。簡単な様で難しい(笑)けど、うちのスタッフ達となら出来ると信じてる。

さぁ、明日からJoysの全店舗は2連休!北海道へ行くスタッフ、サーフ合宿するスタッフとそれぞれがまた休みを楽しむ様です!

今日はこの辺で!

では^_−☆

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